先月3回目の台風が通り過ぎました。今現在も台風24号が直撃真っ最中です…

1カ月の間に停電+断水が2回もあり、我が家は絶賛サバイバルモードを経験しました。停電4日、断水2日。何が一番キツかったかって、電力を失い、ただの「密閉された常温の箱」と化した冷蔵庫を開けた時の、あの何とも言えない香りです(笑)。そりゃ南の島の真夏ですから傷むのも当然ですよね。

以前の私なら、こんな予測不能なトラブルに「どうしよう!」とパニックになっていたかもしれません。

でも、加計呂麻島という大自然に囲まれた離島の離島で暮らしていると、不思議と「ま、なんとかなるか」と思えるようになってくるんです。

実際、ご近所さんが「大丈夫ね?」と声をかけてくれたり、お互いに助け合ったりと、結局は誰かが手を差し伸べてくれて、いつの間にか状況は好転していくものなんですよね。

今日は、真っ暗な部屋の中で気づいた、40代半ばからの「完璧じゃない」ことの愛し方と、前に進めない時にこそ効く「究極の力の抜き方」についてお話しします。

1. 台風と冷蔵庫と私。止まった時間の中で見つけたこと

冷蔵庫というのは、電気が通っていなければただの「気密性の高いロッカー」に過ぎません。

中に入っていたお肉やお魚たちが、静かに、しかし強烈に自己主張を始めるんです(笑)。「あ、これ以上は開けちゃダメなやつだ」と本能が告げる瞬間は、なかなかにスリリングでした。

停電と断水という、日常のインフラがパタリと止まった数日間。最初は「あれもできない、これもできない」と焦る気持ちもありましたが、不思議なもので、人間は環境に順応していく生き物です。

「水が出ないなら、あるもので工夫しよう」「暗いなら、早めに寝てしまおう」。

ガチガチに入っていた肩の力がふっと抜け、「なんとかなるさ」と思えた時、ご近所さんの温かい心遣いや、人と人との繋がりのありがたさが胸に沁みました。

自分ひとりで抱え込まなくても、世界は意外と優しくて、どうにかなっていくものなのです。

2. 意外と「なんとかなる」。転んだ経験こそが最高のクッション

40代半ばからの転職や新しい挑戦って、どうしても「失敗できない」「きちんと計画通りに進めなきゃ」と、身構えてしまいがちですよね。

でも、大自然の気まぐれな風の前では、完璧な計画なんてあっという間に飛んでいってしまいます。

暗闇の中でふと振り返ってみると、これまでの人生には、たくさんのドタバタ劇や失敗があったはずです。

あの時は冷や汗をかいて「もうダメだ」と思ったような出来事も、今の自分を形作る立派な「土台」になっています。

数え切れないほどの失敗をして、転んで、泥を払って立ち上がってきた経験があるからこそ、今の私たちはちょっとやそっとのトラブルでは折れない、しなやかなクッションを持っているんです。

過去の失敗は、あなたを守り、次に進むための最強の味方です。

だから、新しい挑戦も、もっと気楽に「失敗しても、誰かが助けてくれるし、きっとなんとかなる」と笑って飛び込んでいいのだと思います。

3. 真っ暗なら、いっそ休もう。自分を許す「後ずさり」の魔法

それでも、どうにもならない壁にぶつかったり、嵐のように前に進めない時は必ずやってきます。

そんな時は、堂々と「後ずさり」してしまえばいいんです。

「前に進まなくちゃ」というプレッシャーをそっと脇に置いて、ただ波に身を任せて休む。

自分の弱い部分や、立ち止まってしまう現状を「今はこれでいいんだよ」と丸ごと受け入れること。

この自己受容こそが、心に深い安心感をもたらしてくれます。

台風で電気がつかないなら、ロウソクの火でも眺めて、ぼーっとする時間を楽しめばいい。

この「あえて何もしない時間」が、次のエネルギーをチャージしてくれます。

嵐が過ぎ去った後の、洗われたような真っ青な空。深呼吸をして、また自分の心が「楽しい」と感じるほうへ、ボチボチ歩き出してみませんか?

皆様のしなやかな挑戦と、心地よい休息の時間を、南の島から全力で応援しています

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