離島の離島へ移住し、新しい生活が始まってから、ふと気づけば呼吸が浅く、早くなっている自分がいました。
40代半ばでの大きな環境変化。妻や3人の子どもたちと共に踏み出したこの挑戦を「絶対に成功させなければ」と、無意識のうちに肩に力が入りすぎていたのです。
今回は、息切れしていた私を救ってくれた言葉と、ありのままを受け入れる大切さについて綴ります。
完璧という名の重圧と、自力で進むシビアな現実
これまでの人生、常に気を張って前を向いて歩んできました。だからこそ、新しい挑戦には「誰かが助けてくれる」という無責任な楽観論は通用せず、最終的には自分がすべてのリスクを背負い、自力で道を切り拓く覚悟が必要であるというシビアな現実を痛感していました。
引け目から生まれた「理想」への執着
その「自力で進む覚悟」がもたらす責任という重圧や、家族を巻き込んで環境を変えたことへの引け目からか、私はいつの間にか帳尻を合わせようと必死になっていました。
- 良い夫であり、良い父であること
- 良い子育て、良い食事、良い睡眠を提供すること
- 良い環境、良い出会い、良い経験をデザインすること
これら「完璧な理想」を求めすぎ、勝手に苦しくなり、自然と呼吸が早まっていたことに気づいたのです。
先輩島民の言葉で見つけた、全力の脱力法
そんな張り詰めた心をふっと緩めてくれたのは、先輩島民の「自分が楽しいと思えることをしないとね」というシンプルな一言でした。
厳しい現実があるからこそ、時には抗わずに波に身を任せることも必要です。
白黒つけず、不確実さを受け入れる「ネガティブ・ケイパビリティ」の視点を持ち、「時には何とかなるさ」と笑うことも、生きていく上では欠かせない余白なのだと気づかされました。
過去のすべてを土台に、心のままに歩む
この経験を通し、ありのままの自分でいいのだと再認識できました。
- 立ち止まる勇気: 眠たい時は罪悪感を持たずにしっかり寝て、休息をとる。
- 後ずさりの肯定: 時に後退することも、全人的な成長に必要なプロセス。
- コントラストの受容:ゆっくり歩きだし、時には全力疾走、そして全力の脱力、その繰り返しを楽しむ。
これまでの輝かしい成功も、痛みを伴う失敗も、すべてが自分を支える強固な『基盤』です。
休息も前進も後退も、さぁ全力で。
メモ:心のままに生きること。
皆さんは最近、心の底から「全力で脱力」できていますか?
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